<aside> 🎤 株式会社キッズホーム欒 Nest鹿島田保育園

園長 川上 晴奈さま

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meepaを利用する理由

Nest鹿島田保育園は神奈川県川崎市幸区の、定員50人の認可保育園です。『未来の日本を担う子ども達へ成長機会を提供し続ける』をミッションに児童福祉施設を運営する株式会社キッズホーム欒が運営しています。

キッズホーム欒は、子どもたちが自ら「考え、判断し、実行する力」=「自律の力」を育むことを施設運営の根幹に据え、童具館WAKU-BLOCKを使っての積み木活動、リズム運動(あるいは体操教室)、紙芝居や絵本の読み聞かせ、お母さんへありがとうの気持ちをこめたお手紙作成、夏祭りの企画・準備、トイレトレーニング、バイキング形式の給食、芋の収穫といった特色のある活動を積極的に行っています。

Nest鹿島田保育園では、それらの活動を土台としながら、地域の保護者のニーズを取り込むために、近隣のスイミングスクールやピアノ教室、リトミック教室、プログラミング教室と提携し、任意の子どもたち・保護者に園内での課外活動の機会を提供してきました。

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しかしながら近年の急激な少子化の進行を主因とし、周辺エリアでは保育園の定員割れも起こり始めています。そのような地域の保護者は、保育園に従来の保育以上の機能・サービスを求めると言われており(詳しくは、キッズホーム欒のホームページを参照→https://kids-home.jp/background/)、地域で選ばれる園になるためには、保護者が求めるサービスをいち早く・積極的に展開していく必要があります。

そのような中で、Nest鹿島田保育園も近隣住民に選ばれ続けるために、保護者・子どもたちが求めるサービスを今まで以上に積極的に提供していきたいと考え、『みーぱのじかん』の導入を決めました。

いつも通り園に通っているだけで、子どもたちが毎週のように様々な体験をして帰ってくる。もしかしたらそのようなサービスを明確に求めていた保護者はいなかったかもしれませんが、この地域の保護者の言葉にならない想いを的確に捉えたサービスだと思いました。

キッズホーム欒の掲げる、『未来の日本を担う子ども達へ成長機会を提供し続ける』というミッションや『「じぶん」にきづく、「じぶん」をきずく。』というスローガンと、『子どもの本当の好きに出会う』を実現するために、多様な体験の機会を子どもたちに届けようとする株式会社meepa(みーぱのじかんの運営会社)とは、根本からして相性が良さそうだと感じているところもあります。

meepaの使い方

Nest鹿島田保育園では、『みーぱのじかん』を通じて、月4回(3歳児については月2~3回)に渡って子どもたちに多様な体験の機会を提供しています。2023年11月から利用を開始し2024年3月末までで、既に19回(3歳児については13回)もの多様な体験を子どもたちに提供してきました。

例を挙げると、サッカーや野球、かけっこといった運動系はもちろんのこと、バレエやチアダンスといった性別に偏りがでがちなもの、ロボットプログラミングや英語リトミックといった学習系、更には演劇や日本舞踊など大半の子どもたちがこれまで触れる機会すら得られなかったようなレッスンにも取り組みました。

色とりどりのラケットを持って、みんなでテニスに挑戦!

色とりどりのラケットを持って、みんなでテニスに挑戦!

初めての空手レッスンでの一コマ

初めての空手レッスンでの一コマ

みーぱのじかんは、平日の15:30~16:30に開催されます。当園では『みーぱのじかん』を課外活動と位置付けており、希望する家庭の子どもたちだけがレッスンに参加するスタイルとしています。

2023年度は、毎月12名程度が参加していました。3~5歳児の定員が27人なので半数弱の子どもたちが参加していたことになります。2024年度も同様のスタイルで開催します。

得られた効果

2023年度は5ヶ月間のみーぱのじかんの活動の中で、なんと2名の子どもたちが「本当の好き」と出会ってみーぱのじかんを卒業していきました。

ある家庭ではみーぱのじかんでの一連の体験を通じて、子どもがロボットプログラミングが好きなことに初めて気づいたそうです。またある家庭では元々薄々気付いてはいたものの、みーぱのじかんでの活動を経て我が子がダンスが大好きなことを再確認できたそうです。